広く公共的課題の設定、分析、提言を目的に、計画行政の各分野にたずさわる研究者、行政担当者、実務者等による学際的研究成果の発表と相互交流を行うことを通じて、理論と実践を統合する学問体系の確立をめざす

日本計画行政学会第37回全国大会のご報告

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日本計画行政学会第37回全国大会のご報告

 2014年度は、「成熟社会の都市・地域ビジョン」をテーマに全国大会を開催いたしました。

開催要項

1.開催日時

 2014(平成26)年9月12日(金)・13日(土)

2.開催地

 一橋大学国立キャンパス(東京都国立市中2-1)

3.大会テーマ

 「成熟社会の都市・地域ビジョン」

4.大会役員

大会会長              大西 隆(豊橋技術科学大学)
大会組織委員長        根本 敏則(一橋大学)
大会プログラム委員長     中川 雅之(日本大学)
大会プログラム副委員長   西浦 定継(明星大学)
大会運営委員長         味水 佑毅(高崎経済大学)
大会事務局長          堂免 隆浩(一橋大学)
大会事務局次長        中拂 諭(一橋大学)

 5.大会要旨

 わが国では高度成長期に集中的な都市形成が進んだ。このため、インフラ及び建築物などの資産は今後集中的な更新時期を迎える可能性が高い。またその後の人口減少、高齢化などの環境変化に伴い、都市・地域での生活を支える社会システム、インフラ、建築物などの都市・地域構造に対する要請も大きく変わろうとしている。  これらの背景を踏まえれば、失われた20年と位置づけられながらも、国民に一定の豊かさを提供してきた都市・地域は、今後重大な挑戦にさらされるだろう。例えば、人口が減少し、超高齢化した地域で、クオリティオブライフを確保できるコミュニティの再生は可能だろうか?日本経済をけん引してきた都市における、グローバル化に対応した産業の創出、それを支える活発な土地利用への転換は、心地よい都市コミュニティにどのような影響を与えるのだろうか?  このような選択を行うにあたって、市民にどうやって向き合っていくかということに配慮する必要があることはもちろんだが、企業においても公的部門においても、投資余力が乏しくなっていくという長期的な傾向を考慮する必要があろう。つまり我々は、高齢化する人口、老朽化するインフラ、建築物によって構成される総体としての都市・地域を、どのようにして新しい時代にマッチしたものに切り替えていくかということについての、フィージブルなビジョンを持つことが今求められている。

 この大会では、実務家、アカデミズムの知恵を結集することで、この難問に立ち向かうための課題の抽出、ビジョンの提供、解決策の提示を含む、一連のプロセスの検討を行う。それによって、長く続く都市・地域社会再編の最初のマイルストーンとなることを目指したい。

 6.研究報告、ワークショップ

 研究報告、ワークショップ企画を公募します。次の「公募のご案内」によりふるってご応募下さい。 ※公募は締め切りました。たくさんのご応募ありがとうございました。

7.プログラム

[第1日目] 912日(金)

[第2日目] 913日(土)

08:30~

受付開始

08:30~

受付開始

09:00~10:15

研究報告A、ワークショップA (ワークショップAは9:30~11:10)

09:00~10:40

研究報告C、ワークショップC

10:15~10:30

休憩

10:40~10:55

休憩

10:30~11:45

研究報告B

10:55~12:35

研究報告D、ワークショップD

11:45~12:45

昼休み (11:50~12:30:評議員会)

12:35~13:35

昼休み

12:45~13:00

開会式

13:35~15:15

研究報告E、ワークショップE

13:00~13:50

基調講演 「人口減少社会の設計図」 (増田寛也氏)

15:15~15:30

休憩

13:50~14:00

休憩

15:30~17:10

研究報告F、ワークショップF

14:00~15:50

シンポジウム 「都市・地域の老いに  どう向き合うべきか?」

17:10~17:20

移動

15:50~16:00

休憩

17:20~17:40

全国大会優秀発表賞表彰式 閉会式

16:00~16:40

第15回計画賞の紹介 最優秀賞計画の報告 (宮城県大崎市)

 

16:40~16:50

休憩

 

16:50~17:45

臨時総会、学会賞授与式

 

17:45~18:00

移動

 

18:00~19:30

懇親会(一橋大学 生協 西プラザ)

 

8.研究報告要旨集

 今大会の研究報告要旨集を公開します。  下記のリンクよりダウンロードして、当日ご持参ください。

 >> 第37回全国大会研究報告要旨集(PDF形式、約24MB)

※この公開は全国大会最終日の翌日(9月14日(日))までの期間限定です。ご注意ください。 ※なお、電子公開に伴い、大会当日の大会予稿集の配布はございませんが、各会場において、発表者が発表資料を準備しております(数に限りがあります)。

9.参加申し込み

参加費:

一般会員 事前払込3,500円(当日4,000円)
学生会員 事前払込2,500円(当日3,000円)
非会員   事前払込4,500円(当日5,000円)
懇親会費(共通): 事前払込3,500円(当日4,500円)

※今年度より、事前払込制度を導入いたします。当日受付より割安ですので、ぜひご活用ください。

※なお、事前払込にあたっては、8月13日発送のニューズレターに同封する払込取扱票の通信欄に必要事項をご記入の上、該当する金額を下記の口座宛に払込ください。

※郵便局カウンターに備え付けの払込取扱票を利用して払い込むことも可能です。その場合は、下記の2点を参照ください。

1)払込先の郵便振替口座

口座記号番号:00160-4-601314
口座名称(漢字):一般社団法人日本計画行政学会全国大会
口座名称(カナ):シャ)ニホンケイカクギョウセイガッカイゼンコクタイカイ

2)払込取扱票の通信欄への記入事項

氏名、所属、会員種別、払込内容(例:味水佑毅、高崎経済大学、一般会員、参加費と懇親会費)

[注意事項]

1)上記必要事項を必ず明記ください。大学の公費等で払込の場合など、通信欄に個人名を記載できない場合は、払込日と払込者およびその内訳を jappm2014[at]gmail.com (※[at]は@に変えてください)までご連絡ください。

2)スムーズな受付のため、可能な限り8月末日までに払込手続きをお願いいたします(払込者情報を学会事務局が把握できるまで、払込日から数日かかるため、9月1日以降に払込いただいた場合は、念のため郵便振替払込請求書兼受領書(払込取扱票の右半分)を当日ご持参ください。払込内容が確認できない場合、当日受付を適用させていただく場合があります)。

3)事前払込制度の導入に伴い、従来の参加申込登録は実施いたしません。ご注意ください。

37回全国大会についてのお問い合わせ先

  一橋大学大学院社会学研究科 堂免隆浩

  E-mail:jappm2014[at]gmail.com(※[at]を@に変えて送信してください)

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