この度は、最優秀賞という名誉ある賞をいただき、心より感謝を申し上げます。 本プロジェクトは、ラムサール条約湿地「蕪栗沼・周辺水田」を舞台に、渡り鳥の 越冬環境の保全・創出と水田農業を核とした地域振興を「マイナスを減らす施策的 対応」と「プラスを生み・増やす多様な主体の連携・協働」により計画・実践して きたものであります。  本市のまちづくりキャッチフレーズは、「宝の都(くに)・大崎〜ずっとおおさ き・いつかはおおさき〜」です。市民が「ずっと住み続けたい」という愛着と誇り を持ち、市外の方々からは「いつかは大崎に行ってみたい」と憧れをもたれる「宝 の都(くに)・大崎」を目指しています。  そのためには、本市の多様な才能を持った人材、渡り鳥の楽園であるラムサール 条約湿地をはじめ、四季折々に彩る美しい自然などの「宝」を、市民一人ひとりが 認識し、磨きをかけ、後世に伝えていくことが必要であります。今回このような権 威ある賞をいただけたことは、プロジェクトに関わった多くの自然保護団体や農業 者の皆さん,市職員にとって大いなる励みになるものと考えております。 さらに、生き生きと躍動するまち、訪れる方々に感動を与えるまち「大崎」の都 (くに)づくりを、市民・団体・企業・行政が一体となって取り組み、未来の子ど もたちのために引き継いでまいります。   大崎市長 伊藤 康志